テレビが普及して早60数年を迎えます。
今や一家に3台は当たり前になってますよね。
生活風景の一部になるくらい存在が当たり前になっているテレビ。
ちなみに我が家はテレビを見ません。
なぜか!
インターネットでリアルなニュースや天気予報は分かるし
欲しい情報はLINEやトレンドで自然と入ってくるからです。
ラジオやYoutubeも重宝します。
故郷の情報も見れるし、
広報を毎月お送りいただいているので問題ありません。
必要な情報を収集できる環境が大きく変化しているのに、
番組の内容や多少の仕様変化はあれど、60数年前とほとんど変わっていないですよね。
時代は変わっても一方的にマスメディアへ情報を発信し続ける媒体という存在に変わりはないのです。
広告や販売プロモーションも然り。
大きなお金をかけて不特定多数の視聴者(消費者)に訴求する時代は終わっていると思います。
テレビは、一昔前までは新聞・ラジオと並んで唯一外界の情報を収集できる媒体だった訳で、そこに流れるCMは大手のメーカーや会社が莫大な広告費をかけて訴求していた、まさしく資本主義と切っても切れない媒体だったのですが、現代は全く違います。
多様性に溢れた社会で、消費者は自分から探しに来ます。
必要な情報、欲しいモノ、行きたい場所。
不特定多数の消費者に向けた広告戦略よりも
よりニッチな、より特定の消費者が知りたいことに訴求した戦略が必要なんですよね。
大量生産大量消費の時代では存在していなかった、
「価値」や「経験」に対する消費が必要なのです。
食べたことはありませんが
「乃が美」の食パンはバカ高いですよね。
今までの食パンの概念を覆し、いつまでもしっとりふわふわが続く、食べた瞬間の「違い」という新体験に消費者はお金を払っているんです。
なぜ美容室のカット料金が¥1000円のお店と¥10,000のお店があるのか。
それは前者が「ただ」切るだけなのに対し、
後者は技術力はもちろん、しっかりとカウンセリングし、溢れんばかりの提案を交えてスタイリングがしやすく維持しやすい、お客さんの生活や未来まで考えた上でカットしてくれるので、その価値に対してお金を払うんです。
どちらもただの食パンとただのヘアカットですが、
現代に於いて消費者のニーズは非常に細分化しているので
消費嗜好をしっかり考えた上で戦略を立てる必要があるんです。
ものが溢れすぎて、
僕たち消費者は非常にものを選ぶ鋭さに磨きがかかっています。
本物嗜好というべきかわからないけど、
本当に必要なものを大切に長く使う人が多くなってきている世の中で、
その価値をしっかりと明文化できるプロモーションをする必要が出てきていると思います。
必要な情報を必要な相手に届けられる
痒い所に手が届く"孫の手"のような情報発信を、消費者は望んでいるのです。
新商品や新メニューを
ただ伝えるだけでなく、どんな想いがあって、
どんな人に知ってもらいたいのか、食べてもらいたいのか、
そこを考え抜けるかで「価値」は生まれ、他にない唯一無二の存在になっていきます。
集客プロモーションでお悩みでしたら一度お声かけください。
一緒にお店の"孫の手"戦略考えさせていただきます。
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