それは悩みを改善できる'処方箋'。

いきなり処方箋が出てきて?となるかもしれないですが、タイトルの意味はこの記事の最後の方で分かるはずです!


今日は僕がどうして「デザインの道に進む」と決めたかについて話そうと思うのですが、


きっかけは中学2年になったある日のこと。


静岡にある当時築5・6年くらいの、外壁がグレーでざらついた土壁風の実家の玄関先で事件は起こりました。


買い物から帰ってきた祖母が、石畳のある短いエントランスから玄関扉までの1.5段あるなんてことない小あがりに躓いて倒れたのです。


その瞬間はもちろん祖母の心配をし、家族も駆けつけて病院に連れて行き、

大事には至らなかったのですが、骨折という怪我を負いました。


そこで当時14、5歳の僕はこう思ったのです。


「なんで我が家で家族が怪我を負わなきゃいけないんだ?」と。


その時は怒りという感情よりもどこかがっかりした気持ちを覚えています。

1000万以上の費用と長い時間を掛けて建てた家が、なんで家族を守りもせず逆に怪我をさせいるんだろう?この家を建てた建築家は何を考えているのだろう?なんで玄関にスロープではなくステップにしたんだろう?と。


次の日には僕は町の図書館で「ユニバーサルデザイン」「高齢者にやさしい建築」みたいな本を読んで、ノートに新しい玄関のスケッチ(半分がスロープのデザインだったような)を中学生ながらに描いていました。


このアイデアならばあちゃんはもう転ばない、と。


この「祖母玄関転倒事件」(仮)がなければ、僕はデザインの道には進んでいなかったです。


そこから高校卒業して、美大に行くために学費とデッサン力を身につけるため、

一年は働きながら画塾に通いました。


昔から絵を描いたり物を創造することは好きだったので、直接デッサンを学んだのは2ヶ月もなかったと思います。


僕が通っていた、(と言っても一瞬ですが(^_^;)) 緑屋美術研究所には、それはもうデッサンの上手い人が沢山いて、そこで一回面食らって美大に受かるんだろうか不安になりましたが、なんとか試験には合格。無事にデザインを学べる環境に足を踏み入れる権利を得ることが出来たのです。


ただ、本来学びたかったインテリア・建築は惜しくも受からず、

プロダクトデザイン学科で学び始める事となりました。


現在僕は主に、

DTPやwebサイトのデザイン・販売促進のプロモーションを主戦場にしていて、そのほかCIやVIの設計・ロゴやパッケージデザイン・カメラ撮影・動画撮影など多岐に渡って仕事をさせてもらっています。


ですが実は4年間(休学含めると6年間)みっちりプロダクトデザインについて学んできたので、

(スケッチはもちろん図面も描いてレンダリングもCAD、モデリングやシルクスクリーン・ろうけつ染めやセラミック・木工も一通り学びました。)

経験だけで言えばまだまだですが、

案外マルチに幅広い仕事が出来る守備範囲の広い人間ではあります。



とまぁ、自己紹介が長くなりましたが、


タイトルにもある「それは悩みを改善できる'処方箋'」とは何か?


それは、お店や自治体が抱える悩みや問題を

「デザイン+α」という形で処方する存在でありたい、

という自分自身のあり方です。


こうしたい

ああしたい


そんな悩みを改善すするお手伝いをしたい。

そんな思いで仕事をしています。


デザインやプロモーションなどで悩んでいる、困っている方がいらっしゃいましたら

お気軽にお声掛けください。


改善に繋がる新しいきっかけを提案させていただきます。


楽しく、他にないものを作りましょう!




WASSHOY - CREATIVE LABO -

クリエイティブで大切な人を輔けたい。 目に見えない想いを、目に見えるかたちで届ける。 その想いを誰かに届ける橋渡しをさせてください。 "WASSHOY"=人と人を面白いことで繋ぐクリエティブラボです。

0コメント

  • 1000 / 1000